Mojave(10.14.x)では、Xcode11.3.1までしか実行することが出来ない。
Xcode11.4以降はCatalina(10.15.x)が求められる。
いつかはCatalinaにしなきゃならないのだけど、Catalinaにすると32bitアプリが動かなくなるので、もうしばらくはMojaveでいたい。
とはいえ、Xcode11.5じゃないとiOS13.5.1でデバッグが出来ないので、緊急的に無理やり動かしてみる。
MacOSのメジャーバージョンアップがあると、毎回同じようなことが起きる。もう風物詩ですね。
非対応バージョンのXcodeを実行する方法はググると沢山出てくるけど、毎回ググるのも面倒なので自分のブログに書いておく。
※Info.plistを書き換えるのだが、そのためにXcodeが必要なので、動作するバージョンは予めインストールしておくこと。
また、以下の内容は自分のMacOSバージョンがMojave(10.14.6)だと想定して記述している。
1.Xcode11.5をダウンロード。
2.ダウンロードした「Xcode.xip」をダブルクリックで、解凍
3.Xcode.appのInfo.plistを書き換える
・Xcode.appを右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択
・Contents/Info.plist をダブルクリック(Xcodeが起動する)
・下の方の「Minimum System version」を「10.14.6」に書き換える
4.FileMerge.appのInfo.plistを書き換える
・Contents/Applications/FileMerge.appを右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択
・FileMerge.app内のContents/Info.plist をダブルクリック
・下の方の「Minimum System version」を「10.14.6」に書き換える
5.Simulator.appのInfo.plistを書き換える
・Contents/Developer/Applications/Simulator.appを右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択
・Simulator.app内のContents/Info.plist をダブルクリック
・下の方の「Minimum System version」を「10.14.6」に書き換える
※現状は「10.14.4」になっていたので書き換えなかったが、「10.15.x」だったなら「10.14.6」に書き換える必要あり
これで起動できるようになる。
(しばらくXcodeのアイコンは🚫的なアイコンだけど、時間が経つと通常のアイコンになる)
これは、あくまでも緊急的な対応であり、Appleに提出する際には改造したバージョンでビルドせず、ちゃんとしたバージョンでビルドしましょう。